ウォータージェット工法濁水処理システム <-

 

ウォータージェット洗浄工事用濁水処理用組立式仮置きタンク

 

ウォータージェット作業の後にはどうしても使用した水・除去物などが混濁した濁り水が発生してしまいます。これらの濁水や汚物はウォータジェット作業と同時にバキューム装置や水中ポンプ・ウォータージェットそのものを利用して吸入作業を行うベンチュリジェットポンプなどを使って回収します。かつては回収したものをすべて産業廃棄物最終処分場まで運搬して濁水・除去物ともども投棄して自然乾燥させるかたちで最終的に処分されていました。しかしながら昨今の環境保全への意識の高まりとともに回収した濁水を凝集沈降剤を使って水と除去物とを分離し、水はリサイクルして使用する、除去物のみを産業廃棄物として処分する方向へと変化してきました。

まず、バキュームシステム・サンドポンプ・ウォータージェットそのものを利用して吸入作業を行うヴェンチュリー式ジェットポンプなどで集積された使用水及び除去物を2㎥程度のタンクの中に設置されたアルミなどでできた細かい目(#50)の金網を貼り付けたボックスパレットの中へ移して、除去物と濁水を分離します。ボックスパレット内に集積された除去物は産業廃棄物となります。分離された濁水はサンドポンプで別の4㎥程度のタンクへ移して、そこへ凝集沈降剤を2㎥の汚濁水に対して約1kgの割合で投入し十分攪拌させます。そのまましばらく濁水が清水と汚泥に分離し、異物が沈降するのを待ちます。除去物と分離された清水をまた別のノッチタンクへ移送して、水中ポンプなどで軽く吸い上げ(サイフォン式)、フィルターなどで濾過したあと、再生水をウォータージェットポンプ用水供給タンクへ送り込み水を循環させます。その水をバッグフィルター装置を通して濾過した後、ウォータージェットポンプへ送り込めば完璧な水のリサイクリングが可能となります。水の供給に制限のある場所での施工には欠かせない濁水処理システムです。

 

組立式 濁水仮置きタンク

 

株式会社シロ産業社製(日本)

<特長>
●使用しない時は、コンパクトに格納できます。
●組立て分解が簡単。
●内面が平滑で水切れが早く手入れが簡単。
●高周波溶着加工による優れた機密構造。

<材質>
●本体:補強布入り塩ビシート
●支柱及びサークルパイプ:硬質塩ビパイプ
注意:
使用温度は、-20℃~+60℃の範囲でご使用下さい。

 

凝集沈降剤を利用しての濁水処理について動画でご覧になりたいかたは https://youtu.be/e9UyzGE3RA4

 

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